加工技術FAQ (VA/VE)
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ステンレス部品(SUS)をできるだけコストを抑えてつくりたいのですが、材料選定のポイントがあれば教えてください。
ステンレス部品(SUS)をできるだけコストを抑えるには、一つ例としてSUS430を選定することです。
耐食性が必要とされないケースでは、SUS304より安価で入手できます。
ステンレス材(SUS)の中で最も一般的と言われるのは、SUS304で流通性も高いため材料に指定しがちです。
SUS304は耐食性・耐熱性・強度いずれにも優れた材料である一方でその分コストもかかってしまいます。
しかし、SUS430はSUS304に比べて安い分、耐熱性や耐食性、強度などの性能面では劣ります。
ですので、目的や用途に応じてSUS304より安価なSUS430を使い分けることがコストダウンにつながります。
材料選定について
- ステンレスと鉄の違いは何ですか?
- 切削加工において材質変更によるコストダウンの提案をしてほしいです。
- ステンレス(SUS)の研磨加工はできますか?
- 材料指定が、S45CとS50Cどちらでも良いと記載があるのですが、どのような違いがありますか?
- 材料持ちと支給材では、納期に影響しますか?
- SS400とS45Cの違いは?
- SUS304の部品を加工しているのですが、歪みが発生しやすく困っています。何か対策はありますか?
- SKD61のワークに熱処理を施すと歪みが生じることが多々あり困っています。なにか対策はありますか?
- ステンレス部品(SUS)をできるだけコストを抑えてつくりたいのですが、材料選定のポイントがあれば教えてください。
- 材料持ち(弊社手配)ではなく、支給材で加工してもらえますか?